【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~

救急車を呼んだ5分後大ちゃんが来た



「桜、拓海は?」



「そ…そこです…」



あたしと桜の力では先生が持ち上げられなくてとりあえず毛布をかぶせた




そしてあたしはそのまま先生を抱きしめた



「…拓海?」



「…」



大ちゃんが話しかけても返答がない



「と…とりあえず救急車を待とう」



大ちゃんの言葉通りあたし達は救急車を待った



救急車を呼んでから20分後ようやく救急車は来た



救急車はあっという間に先生をのせた



あたしも救急車にのり、病院へ向かうことにした



大ちゃんと桜は車で追うといって乗らなかった



乗れるスペースもないし。



救急車の中はとても慌しくて、訳の分からない言葉が飛び交う



でも危険な状態という事だけはわかった



そんな救急車の中で赤ちゃんがお腹を蹴る



きっと赤ちゃんも心配しているのだろう



あたしはずっとずっと神様にお祈りをした
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