【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
病院について先生はそのまま手術室に入った
手術室に入ったと同時に大ちゃんと桜も病院に到着した
「先輩っ!先生は!?」
「わかんない…そのまま手術室に…」
震えが止まらない
だって。
昨日まで
仕事してて…
笑ってて…
すごく幸せだったのに
「すいません。ご家族の方ですか?」
その声で振り返ると医者らしき人がいた
「は…はい。妻です…」
あたしは自分を落ち着かせようと必死だった
「大事なお話があります。少しいいですか?」
「はい…」
ただならぬ雰囲気だ
命にかかわる事なのだろうか…
赤ちゃんは相変わらずお腹を蹴っていた