【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
ずっとあたしの側で
次の日、あたしは先生の実家へと向かった
先生の病気の事をいうためだ
先生は入院中だし、電話で話すのも失礼だし結局は直接言いに行くことにした
ドキドキしながらインターホンを鳴らした
「はい。どなた様でしょう?」
女の人の声だった。
きっと先生の母さんだろう
「菅原愛です。拓海さんと結婚させてもらった…」
あたしは先生の母さんと会った事はない
全部先生が伝えたから。
でも、母はとても優しい人だと父はちょっと怖いけど、優しい人だと先生は言っていた
ガチャッ
扉が開いた
そこには素敵な笑顔な先生の母さん(多分)がいた
「あなたが愛さんね?拓海がお世話になってます」
そういって家にいれてくれた
「ありがとうございます…」
あたしは靴を脱ぎ、そろえて家に入った