【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
『何だ。行かないほうがいいのか?』



父さんの声は少し怒ったように聞こえた



「別にいいけど…」



『じゃあ後で連絡してくれ。じゃあな』



あたしは正直父さんは拓海の事が嫌いだと思っていた



だから葬式には来ないと思ったんだ。



なのにまさか…



「なんか複雑…だなぁ」



嬉しいっちゃ嬉しいけど…



あたしはその事をお母さんに連絡して電話を切った



あたしはふと空を見上げた



「キレイな空…」



青い空、



白い雲、



あたしには空が笑っているように見えた
< 395 / 423 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop