【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


あたしが泣き叫んでいるとあたしの目の前に父が現れた




その瞬間大ちゃんが腕をはなした




「…」



父さんはあたしをジッと見つめた




「何よ!!」




「…愛」




「だから何よ!!!」




父さんは…




そっとあたしを抱きしめた




あたしは何も考えられなくなった




「な…ななななななな…に!!」




あたしは何度も噛んでしまった




今のあたしは誰からみてもすっとんきょうな顔をしているだろう




あたしがあせるのもそうだろう。




だってあたしは初めて父さんに抱きしめられたのだから
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