【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~
朝起きると大ちゃんはすでに起きていた
時計を見ると針は朝7時を指していた
「早いね」
「飲みすぎちゃってな。二日酔いだよ」
大ちゃんは頭を抑えている
「二日酔いの薬あると思うから、探してみるね」
「よろしくー」
あたしは薬箱の中から二日酔いの薬を出し大ちゃんに差し出した
「なぁ愛…」
「何?」
薬を飲み、あたしに話しかける大ちゃん
「…明日暇なら拓海の墓参りいかねぇか?」
「え?」
あたしは聞き返した
「ほら…明日ってさ拓海の…」
「あ…」
そうだ。明日は拓海の月命日だ
「いいよ。一緒に行こう。桜は?」
「桜は明日用事あるんだって。家族で今後の事話し合うらしい」
「そっか。ちゃんと…前に進んでるんだね。」
「あぁ。明日、9時に迎えにいくよ」
「分かった」
その後皆も起き、大ちゃんと桜は帰っていった