†おせがわせウサギ†
紗季が落ちてた枝を拾ってトンネルに近ずけた。


『………』


何も起こらない。


「…!!?」


突然、紗季が枝を両手で持ってビックリした顔になった。


「っ、なんか変!!引っ張られる!?」


「そんなバカな」と呟いて紗季の持っている枝を掴んだ。









が、全く枝は動じない。
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