†おせがわせウサギ†

音と影 拓side

慎に押されて中に入ったものの真っ暗闇で何も無い。







皆何処だろ?
慎もすぐ来るだろうが全然見えないな。



なんて思っていたがふと、少し離れたところに何かの気配を感じた。白いもやっぽく、『自分の目が疲れたのか…?』と思ったがソレは動いている。まるで、ソレが生きているような動きをする。気味が悪いと感じたが何か見極めるために目を凝らしソレを観察した。



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