【短編】親友の弟





そこで、昴君は・・・・


「昴…君…」


「ねぇ昴~何で一人でこんなとこに居んのぉ~」

「私達と遊びにいこぉ~」



そう言って女の人たちが昴君にべたべた触っている…

いやだ!


・・・えっ今私いやだって思った?

じゃもしかして私昴君の事が……好き?


嘘…こんな1日で?

そうだよ!

好きなわけない!!



「うるせなぁ!!俺は、ひとりじゃねぇよ!」


昴君がいきなりとても低い声でとてもイラついていた。

私は、思わず昴君に声をかけていた。


「昴君!」

「遅かったな。」


さっきとは、違って柔らかい笑顔・・・ドキッ


「ごめんね、ちょっと行きたいところがあるんだ♫」

「どこ?」

「秘密!ついて着て。」


私は、そして昴君とコンサート会場のあるところに行った。
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