【短編】親友の弟




私達は、ある楽屋の前にいる。


「もしかして・・・」

「気付いた?」



〈コンコン〉


「失礼しまーす。」

「苺美ぃー。」


〈どーん〉


「きゃっ甲斐君いきなり抱きつかないでよぉ~」

「だって!3ヵ月ぶりだぞ!昨日苺美のうちに行っても居ないんだもんなぁ…てっその男は、誰だ!苺美ぃー!!」

「「気付くのおせーよ!」」

KKKの人が突っ込んだ。


「この人は、私の親友の弟さんで「一乃昴です。」


「親友ってよく苺美が話す咲ちゃんのか?」

「うん、そうだよ。」

「へぇでも何で一緒に来たんだ。」

「咲がね、男嫌い直しなさいだって。」

「あぁ~それでかぁすまないねぇ俺の苺美がぁ」


もぉ~甲斐くんはぁ!


「いえ、俺ダンスやっててKKKのダンス好きなんで。」

「そうかぁ~うれしなぁ。」


あっ要人君!

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