私の先生①
私にも全然無駄じゃなかった。

この気持ちだけでこれからも生きて行けるって思える。

タイムリミットがあるからこそ、私は先生との時間を精一杯過ごせた。

なぜ私は両親に逆らえなかったのだろう。先生と一緒に説得する道もあったかもしれないのに。

でもこの時の私には、この道しか選べなかった。
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