忘れられないヒト【完】
それからもうしばらく、


なるべく音を立てないように、

お互いの舌を絡ませ続けた。



小百合は下腹部から蜜がとろとろと溢れているのを感じた。

祐輔がほしい。

身体がそう訴えている。



「…うち、くる?」



祐輔はうなずいた。




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