sweet darling☆
私と柊ちゃんも教室に入って、自分の席に着く。
そしたら豪が後ろから話しかけてきた。
「お前、柊汰と手繋いでたろ?」
は?…いつの間に見られてたの?
てか誤解しないでよね。
「理沙ちゃんと仲良く登校してたくせにぃー。てか見てたの?」
嫌みっぽく言ってやった。
「別にお前と柊汰みてぇに仲良くないし。」
豪が私のことお前って呼ぶ時は、だいたいヤキモチ妬いてたり、イライラしてる時ってのは幼なじみだから知ってる。
「だって柊ちゃんは豪と違って優しいもーん。」
私は、軽い冗談のつもりだった。
豪の言葉がすぐに返ってくるって思ったから。