ピンクの小象と酔っ払いとモノバケ様の物語~「労働の価値」スピンオフ

ひとびとの手が
 小象を
 高々と さし上げます。

≪モノバケ様!
  モノバケ様!≫

光輝くピンクの小象は
 ひとびとの
 掲げられた手の上で
 踊ります。

≪モノバケ様!
  モノバケ様!≫

やがて

歓呼をあげる
 ひとびとを ひき連れ
小象は 踊りながら
 去っていきます。


あとには

酒まみれになって
 転がっている

 「死体」が ひとり…
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

労働の価値 その3

総文字数/27,982

その他96ページ

表紙を見る
表紙を見る
資本論⇔ALGO~「労働の価値」スピンオフ

総文字数/1,429

その他2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop