±0の法則。





「…すげーだろ。」




夕日を浴びた麦畑は、きらきらと一面に輝いていた。




風で穂がさわさわと揺れる。




「こんなの…俺のとこじゃ見られない…」




「だろ?」




今度は俺が得意げに言った。






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