【甘甘短編】俺様彼氏の危ない罰ゲーム!?
「ビキニなんて大胆だね?彼氏探しに電車でナンパ?」



茶髪のチャラ男は、笑いながら言って来る。シカトしようにも、私の前に覆い被さって来るようにして動けない。



窓際に手を置き、もう片方の手は、私の肩にさりげなく触って来る。



「罰ゲームです」



「ふ~ん、敬語なんて使わなくても良いよ?」



しつこい!放っといてほしいのに!



「敬語好きですから」


「(いつもは、タメ口の癖にな)」



「え?何か言いました?」



「ううん!全然?何?俺に興味持っちゃったとか?」



「違います!!」



「あっそ……」



早く向こう行ってよ!チャラ男!



「じー」



「何か?」



「ん?俺に興味ないんでしょ?気にしない気にしない!」



なんか、鬱陶しいな!このチャラ男……


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