きみのて
その後も美加と話していると、すぐに夕食の時間になった。

夕食へ向かうとケンちゃんがいた。

わたしは美加にケンちゃんを紹介し、一緒に夕食を摂った。


その夜、部屋にいると立て続けにチャイムが鳴った。


先輩たちのサークル勧誘だった。

意外と社交的な美加に対応を任せていた、わたしだったが、軽音楽部も勧誘に来た。


「こんばんはー!軽音楽部でーす!」


ノッポな先輩の傍らに、ひょことメガネんかけた女の先輩が顔をのぞかせた。

やっぱり軽音楽部に入りたい。

そう思った。
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