きみのて
台所に目をやると、たまねぎが中途半端にきざんである。


考えがまとまらない。


何を作ろうとしていたのか、思い出すことができなかった。




街を歩いていると、人に見られている気がする。

自分は普通じゃないじゃないかという気がしてくる。
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