君の道
―――――キーンコーンカーンコーン…
『下校時刻が過ぎました…校内に残っている生徒は、速やかに下校してください…』
「ん??下校時間過ぎてる!?」
今、6時30分。
下校時間を15分ぐらい過ぎている。
練習に熱中しすぎて気付かなかった…
外はもう真っ暗…
「莉亜チャン、上手だったよ」
「先輩…」
音楽室には、健先輩だけしかいなかった。
そりゃ、下校時間過ぎてるもん。みんな帰ったよね…
健先輩…待っててくれた??
「帰ろうよ。こんな暗い中、女の子1人で帰ったら、襲われちゃうよ??(笑)」
「あっ…」
「いいよ。送るから♪」
『下校時刻が過ぎました…校内に残っている生徒は、速やかに下校してください…』
「ん??下校時間過ぎてる!?」
今、6時30分。
下校時間を15分ぐらい過ぎている。
練習に熱中しすぎて気付かなかった…
外はもう真っ暗…
「莉亜チャン、上手だったよ」
「先輩…」
音楽室には、健先輩だけしかいなかった。
そりゃ、下校時間過ぎてるもん。みんな帰ったよね…
健先輩…待っててくれた??
「帰ろうよ。こんな暗い中、女の子1人で帰ったら、襲われちゃうよ??(笑)」
「あっ…」
「いいよ。送るから♪」