恐怖郵便短編集


『しっかし、この旅館ボロいなあ』

宏志はぶつぶつ言っていた。


『なあなあボロくね?』


友人の雄平も思っていたらしい。



『仕方ないさ貧乏大学生の旅行だしな
んで、健太と秀人は不機嫌だしな』



『だな』
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