俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「今兄貴の事思ったろ?」



「……私、別に」



「そんなに兄貴が良いなら、連れてきてやるよ」



え?



「裕……っ」



服を掴んだ腕を振り払われる。
その拍子に、私は体のバランスを崩しスーパーの床に尻餅を付いてしまったのだ。



「っ……」



私が尻餅をついてる間に裕斗は居なくなっていた。



裕斗のバカ……大嫌い!でも……好きだよ……



なんで私、あんな人好きなんだろ?
優しくないのに……


でも、携帯が一番大きかったのかもしれない。



見つけてくれたのが……



お母さんが、いつも一緒に居てくれてるみたいで。



まぁ、お父さんは別に良いけど。会えなくても……



怖いし。それに……やっぱり女の子だし、お母さんのがね?


< 120 / 221 >

この作品をシェア

pagetop