俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
場所は、屋上だった。
屋上のフェンスで八神くんは、風を感じている。



そのたびに、海水パンツが揺れる。



八神くんなんで、派手な海水パンツなの!



八神くんの海水パンツは、ヒョウ柄だ。イヤでも目に入る。


「だんまりかよ」



「だって、お姉ちゃん」



優しいよ?すごく……遊びするように見えないよ。



「オメーしらねーんだよ。姉貴の事なんて」



「分かるよ!私のお姉ちゃんだもん」



「はん、これだから甘いんだよ。オメー」



「え?」



「オメーの前では、猫被ってんだよ!!」



猫?お姉ちゃんが?


「どうやって?」



「ちっ、オメー天然かよ……楽だな、簡単に騙せるって事か」



なんで八神くん怒ってんの?鬼に見えるし。



「オメーの義理の兄貴知ってか?俺の兄貴なんだって」



「そ……うなんだ」



知らなかった。



「嘘だよ……しらねーし、あんな奴」



「え?嘘!」



本当かと思ったし。


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