俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
ラーメン屋さんから次に来たのは、なんと喫茶店だった。



しかも見るからに、雰囲気がすごく良い。



定員は、皆男ばかりだ。



「ほらよ、それ着ろ」


そう言われて、私は受け取った。その制服は、どう見ても男の着る物だった。



「八神くん……コレって」



「男用だな。安心しろよ、この喫茶店俺のオジサンのだから」



「そうじゃなくて……」



「帰ったのか、なら早く手伝え!」



奥から誰かがやって来た。
三十路ぐらいのオジサンだ。
そのオジサンが来ると、店がざわめく。


お客さんが一気にオジサンの周りに集まったのだ。



学生から大人まで。中には、性別がおかしな人まで。



ここは、ホスト喫茶と言う喫茶店だった。



< 159 / 221 >

この作品をシェア

pagetop