俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「ふぅ、終わった終わったよ」



意外に、喫茶店の中は広い。オマケに、オカマの人もいたりして正直私はイヤだった。



たまに、お尻を触られそうになるからだ。
店長は、私が女だとは知らせてないらしい。



だから、少し女っぽい男だと周りの店員さんは思ってるわけだ。



その中にオカマが居たりもする。
なんて表現すれば良いのか分からないけど、兎に角オカマだ。



くねくねした動きに、男のお尻を追いかけ回すオカマ。



でも、顔はものすごく可愛い顔している。
後、ものすごく甘えた声を出すのが得意みたいだ。



「隼人くんって呼んでいい?」



こんな風に……



ってえ?



私は、ここでは、萩原隼人(ハヤト)となっている。適当に八神くんが考えた名前だ。



「良いけど……やけにくっついてません?」



こんな可愛い顔していても、彼は私よりも上らしい。
店員歴は、三年だとか。



「そうかな?普通じゃない?」



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