俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
そうだ!カメラ!
机の上にあるカメラを取ろうとした瞬間誰かにガシッと足を掴まれる。
不意に視線を向けると、延びていた不良が必死に手首を動かしながら私の足を掴んでいたのだ。
「っ……」
え?
そう思った時には、ぐらりと私の体はひっくり返り、床にガタンと音を立てながら転んでしまっていた。
だが、痛みいつまでたっても感じなかった。
「え?」
顔をあげると、裕が私を抱きしめ机に肩をぶつけていた。
表情は、下を向いていたため見えなかった。
「ゆ裕!?」
「っ……だ大丈夫。静留ちゃんは?」
「私は、大丈夫。でも、裕が!」
「俺?……俺はなれてるから、大丈夫だよ?」
いつの間にか私の瞳から涙がこぼれ落ちる。裕は、気付くとしゃがみ込んでいる私の膝に頭を乗せ、手を伸ばし涙を拭き取る。
「膝って気持ち良いね?特に、静留ちゃんの膝は」
冗談言いながら裕は、私を和ませてくれる。
裕の髪を撫でると、サラサラなのが分かった。シャンプーの良い匂いが私の元まで漂ってくる。
机の上にあるカメラを取ろうとした瞬間誰かにガシッと足を掴まれる。
不意に視線を向けると、延びていた不良が必死に手首を動かしながら私の足を掴んでいたのだ。
「っ……」
え?
そう思った時には、ぐらりと私の体はひっくり返り、床にガタンと音を立てながら転んでしまっていた。
だが、痛みいつまでたっても感じなかった。
「え?」
顔をあげると、裕が私を抱きしめ机に肩をぶつけていた。
表情は、下を向いていたため見えなかった。
「ゆ裕!?」
「っ……だ大丈夫。静留ちゃんは?」
「私は、大丈夫。でも、裕が!」
「俺?……俺はなれてるから、大丈夫だよ?」
いつの間にか私の瞳から涙がこぼれ落ちる。裕は、気付くとしゃがみ込んでいる私の膝に頭を乗せ、手を伸ばし涙を拭き取る。
「膝って気持ち良いね?特に、静留ちゃんの膝は」
冗談言いながら裕は、私を和ませてくれる。
裕の髪を撫でると、サラサラなのが分かった。シャンプーの良い匂いが私の元まで漂ってくる。