俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「アハハ……」



私は、笑った。何を言えば良いのかさっぱりだったからだ。


「彼女は、委員長なんだ!俺らのクラスの」



ふと目があった岩谷くんを見る。



「間違いなしです。残念ながら」



ちょっとひどい?でも、しょうがないか。だっていきなりの土下座だもんね。



私もビックリしたし。仲良くなれるのかな?しかも、岩谷チームってある意味、最強?



個性が強すぎて、牧村チームは負けそうに思えて仕方ない。


「楽しそうだね?何してるの?」



ふわりと体を抱きしめられる。顔をあげると、そこには……裕……さんが居たのだ。私を抱きしめながらニコニコ笑っている。



「ゆ裕さん!?」



甘い香水の匂いがして、本物の裕さんだとわかる。だから、私はさん付けした。


「裕って呼んでくれないんだ?俺に」



至近距離で見つめられ顔が赤くなる。



やっぱり、顔似てる!



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