俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
次の日から裕斗は、私を見ても、全く話し掛けてはくれなかった。



チームは、私と委員長を交換するなら俺もやると条件を出して来た。



だから、私は岩谷チームに入ることになった。藤堂くんは、相変わらず寝ていて、私と岩谷くんで仕切っていると言う感じだ。



「分かんない!」



屋上に私の声が響く。
ギャルゲーなんてしたことない私は、何をすれば良いのかさっぱりだ。



因みに、敵同士の牧村チームもなんでか屋上で会議を開いている。



私は、いつもよりも声を大きく出していた。裕斗が、私を見てくれるようにと。


結局私は、裕斗に何を騙されていたのかまだ分かってないから。



すごく気になっていた。優柔不断なんだろう私は……裕も気になるけど、裕斗も気になってるなんて。



私と裕斗の噂はすぐに校内に広がってしまっている。



それ程、裕斗は人気があったんだと初めて知った。


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