俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
次の日私は、八百屋の前に居た。裕さんに会いに来ているから。デートは、裕さんの家で過ごすと決まったからだ。



夏だから、薄着の格好。しかも、デートだから可愛い格好でと指定されてしまった。



本当は、八百屋にあまり行きたくない。だって、裕斗も居るかもしれないから。


だから、行きたくない。でも行かないとダメなんて残酷過ぎる。



「スーハー……」



大きく深呼吸する。すると、オバサンが奥から出て来た。



「あら!静留ちゃん!」



明るいオバサンの声に少しホットする。けど、どうやら何か大きな荷物を持って居るのが、見え脳裏にイヤな事がよぎった。



まさか、り旅行とか!?



「ごめんなさいね?ちょっとオバサン旅行行って来るのよ!」



案の定考えは、当たっていた。宝くじとかは、絶対当たらないのに、こういうカンだけはさえている。



「い行ってらっしゃい!」



そう言うしかなかった。



今日オバサン居ると思ったのに!



「裕斗達居ると思うから上がっててね?」



私が、はい、と言う前にオバサン物凄い速さでかけていった。



速いな。オバサンきっと陸上選手になれるよ……


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