俺様（王子）彼氏の危ない罰ゲーム!？(逆ハー気味)

屋上に響くハリセンの音が……



｢愛だよ！愛の告白！しかも、好きな人に！嘘ついてもダメだからね！｣



私はそう言って裕斗を指差した。



｢裕斗……風間くんにしてもらうから！罰ゲームは、逃げれないんだからね？｣



言ってから私は、肩で息をした。



｢考えましたね？裕斗、頑張って下さい｣



岩山くんがメガネを押し上げながら言う。



｢が頑張って！くだください｣



委員長が、オドオドしながら裕斗に言う。一瞬裕斗は、委員長を睨みつけた。



それに気付いて委員長は、牧村くんの側に非難する。



｢裕斗、委員長を睨みつけんなよ！｣



牧村くんは、少しだけ怒っているみたい。牧村くんは、委員長を抱き寄せると頭をなでなでしている。



この二人は……どうなってんだろう？



少しだけ気になった。だけど、今は考えないようにした。理由は、罰ゲームのが気になったから。



｢風間くん！言ってくれるよね？｣



にっこりと微笑みかけながら近付く。
だけど、一歩ずつ下がる裕斗。