確かで不確かな未来に。
「お前、深刻に考えすぎだって。」
へらへらと、笑いとばした。
あぁ、でも…なんかすっきりしねぇよ…
明日は思い切りやってやろう。
本気でやってやろう。
そうしたら…少しは気持ちが晴れるだろうか?
「あー…腹減ったなぁ…」
「…よっし、じゃあ今日は俺のおごり!何か好きなもの買ってやるよ、まっちゃん!」
難しいことは今は考えたくない。
「…待てよっ!」
俺は、叫ぶまっちゃんを置いて走り出した。