確かで不確かな未来に。







「あ―――…ぁ。…暇…。」





今、俺は楽しそうに歩く2人の後ろを、だらだらと歩いている。




何だよハルト、超楽しげに話しちゃってさ。




何だよ広瀬、「え、えーっと…」なんて。




広瀬らしくねぇ。




…ともかく、ちょっと俺は不機嫌だった。





違う道使って一人で帰ってやろうかと考えていたその時。






「…平井!」






2人が一斉に振り返った。











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