空色
「お前も大変だな」

「本当、大変だよ」


苦笑いをしながら、鞄の中に道具をつめこむ。


「あいつはお前にとって何なの?」


「………分かんない」


「友達にしたくないキャラだよな。俺、苦手かも!」



百合が悪く言われてる…

本当はやめさせる立場なのに、今日はどうでもよくなった。



もう、どうでもいい




「なぁなぁ!今日、暇?」


「えっ?暇だけど……」


「よし!じゃあ決まりな。遊ぼうぜ!」







この約束をしなかったら…
私はもう死んでいたかもしれない。

真島くん…

ありがとう。
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