空色
真島くんはすごく信用できる人かもしれない。

でも…私は…



「ほら、着いたよ」


「え…?ここ?」


目の前には大きな高層ビル。
何階建てだろうか…

数えるだけで目が痛くなる。

こんな大きな場所に住んでるの…?
真島くんの家はお金もちなのかな。


「ほら、入りなよ!遠慮すんなって!」


別に遠慮なんてしてないんだけどな…

私は言われるがまま、真島くんの家?へと入った。


綺麗…


中は外と別世界のような感じ。

大きなシャンデリアに、赤いじゅうたん。
周りには高そうな家具が並んでいる。


「ここ、俺の部屋!」


指した場所は、大きなドア。


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