その後のセカンドの気持ち

この時間がたまらなく好きだったりする。


「俺、明日休みだから泊まっていっていい?」


「いいよ。」


「よかったー。」



そぅ言いながら安心したのか、あなたはかすかに寝息をたてた。


―疲れてるんだね…。―


そぅ思いながらあたしもあなたを起こしてしまわないように、身動きとらずに目を瞑る。



どうかインターホンも電話も鳴らないでと思いながら。


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