ー花言葉ー

ガラガラガラーーー

「玲ちゃんー!」

「あ!お兄ちゃん!!」

満点の笑顔で迎えてくれた玲ちゃん。

「あれ?こっちのお兄ちゃん誰??」

「初めて来たとき話した俺の友達だよ。」

「はじめまして~!椿の友達の政史といいまーす!!」

「はじめまして!玲といいます。」

2人は挨拶を交わした。

「あ!お兄ちゃん問題で分かんない所あったんだけど、

今日も教えてくれる??」

「お!どこかなぁ??」

今日は3人で沢山話して、結構遅くなったけど俺はまた

政史の病室に戻った…。

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「なぁ、椿??」

「ん??」

「お前さ…玲ちゃんのことすきだろ??」

「は、はぁ?!?!////

いきなり何言ってんだよ!なんであんな小さい子にー」

「あんな優しい顔したお前見たことなかった…

絶対あの目は愛しい人を見るときの目だ…。」

「な、何言ってんだよ…。」

とても真剣な顔で話してくる政史…。

「なぁ?好きなんだろ??あの子のこと!!」

「…ぅん…。」

「やっぱりな…」

…政史の気迫に押され…俺は玲ちゃんのことを好きだと認めてしまった…。





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