ー花言葉ー
「くくく…くははははははッ!!!」
「な、なんだよ!!いきなり!!」
政史は真剣な顔から急に笑い出した。
「いやぁ、わりぃわりぃ!!たださ、うれしいんだよ!!」
「は?なにが??」
「お前が恋をしたこが!!」
…!!そんなこと言われるとちょっとうれしくなる…。
俺は本当にいままで人を好きになったことがなかった…。
ハッキリ言って俺は友達が少ない…。
男子友達も政史以外に5,6人しかいないし……
正直自分でもびっくりだ…。
「ガンバレよ!!俺応援してるから!!」
政史ははにかんでおれの肩に手を置いた。
「お、おぅ////」
「ケドさ、やっぱあの子の事好きなら梨花とは別れろよ?
いくら好きじゃなくても好きな人がいるのにほかの女と付き合うってのは…。
それに相手にも失礼だッ!!」
確かにそのとおりだと思った。
俺は今まで自分のことしか考えていなかったが……
梨花の立場からするとすごく嫌だと思う…。
「あぁ…俺、明日梨花と別れるよ。」