ワンコ先輩とあたし。
部活ワンコは別人さん
「アハハハハハッッ!!」
「ちょっと笑いすぎだよぉ!」
次の日、あたしが部活中3人に昨日のことを話すと、思いっきり爆笑していた。
「あんな変態ワンコ、もう知らないんだから!」
「まぁまぁ、運命ってこんなもんですよ~♪」
「…桃子、何を考えてる?」
「なんでもな~い♪」
その笑顔は十分怪しいんですけど………(汗)
「さて、じゃあ練習はじめよっか!!!」
部活の間はさすがにワンコ先輩もこないから、落ち着いて練習できる。
だからあたしにとっては天国のような場所になってしまった(笑)
「香代~……」
「あれ、薫どうしたの?」
「ここのリズムがわかんないの…」
薫が持っていた楽譜の一部分を指した。