ワンコ先輩とあたし。





「ちょ、ちょっとだけだからね!?」









結局、4人でのぞき見をすることになりました(笑)








「佐伯先輩発見!!」




「発見って、あんたねぇ…」









教室内では4人が何か話しているようだった。




佐伯先輩が何か熱く語っている。






「……でさ、その時のサビが超かっこよくてさぁ!!」



「お前ホントにあのグループ好きだよな……」






「あったり前だろ!!
マジでいいんだぜ?」




「ふーん………蒼真はどう思うよ?」








「別に。お前の趣味なんてどうだっていいし。」




「蒼真、お前なぁ…」



「それより。そろそろ練習しねぇか?」




よかった、このまま会話だけで時間つぶす気かと………(汗)



「そうだな、じゃあ一回とうしてみようぜ?」





「「了解ー」」






そういって4人はそれぞれの場所に動いた。


ワンコ先輩もマイクの前に立つ。















「いよいよだね」

桃子が目を輝かせながら囁いた。




「うん…」










正直、ワンコ先輩が旨いなんてことが、あまり信じられないんだよね。









大丈夫かなぁ………











そして、ドラムが鳴り響いて演奏が始まった。









< 44 / 44 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop