君の肩越しに見えた景色【短編】
移り行く心
…………そして
3ヶ月後……………
「お前さぁ~」
「なによ、雄二。」
「もう少しニッコリ笑えないん?」
「ウルサイわね。生まれつきなんだから、放っておいてよ」
って睨んだ。
「あっ、また睨んだ。女の子が男を睨んだら可愛くないぜ、愛子は女の子なんだから」
「別にいいでしょう。」
まだ弁当を食べている雄二を残し
屋上から出ていった。