君の肩越しに見えた景色【短編】

屋上で弁当を食べるようになったのは

2ヵ月前。

雄二から逃げる為に、コッソリ屋上で食べていたら


結局、見つかってしまった。



初めはウザかった存在の脳天気男。




気づいたら




この男を『雄二』と名前で呼ぶアタシがいた。




コイツにまるで洗脳されたみたい。






人を信じたくないアタシが…



この脳天気男を…



雄二を…信じようとしていた…





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