ダイスキ、


それからまた
月日は流れて
4年生

嫌な噂が
耳をかすった
「和樹、りなと
付き合ってるんだって!」
私はもちろんボーゼン
りなはかわいくて
「やっぱり可愛いこは
得なんだね」なんて
みんないってた

かっちゃんに
ふさわしいのは
私じゃない…
そんなことばかり
考えていた

そこからどんどん
離れていくかっちゃん
私は見つめている
だけだった
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