もしも願いがかなうなら。


「よしっ。落ち着いた!!」

ホントは全然落ち着きたくもないし、事実も結論も知りたくない。


でも、このまま、こんな道の途中でいつまでもウダウダもしていられない。


だから、もう、諦めて前に進むしかない。


アタシの声に、無言で頷くと、カイは歩き出した。








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