もしも願いがかなうなら。
達也は、あたしの手を引いてじょじょに、目の前の二人から離れた場所にあたしを連れて行った。


「せっかくだし、メシでもどう?」

時刻は18時。

なんだかんたで、夕方から夜に差しかかってたらしい。

「あ、はい。」


断る理由もない……。


そして、達也の笑顔が頭に焼き付いて離れない、自分がいたんだ。






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