恋愛方程式





「んっ……」



重なった唇が熱い…。


何度も角度を変えて、まるであたしの唇味わうかのように食べられる。



「ん……っふ…」



唇より熱い舌がスルッと侵入し、逃げ回るあたしの舌を逃さず絡みとった。



待って…。


まだ心の準備がッ!


そっと唇が離れるとあたしの顔を通り、首に甘い痛みを感じた。




< 14 / 57 >

この作品をシェア

pagetop