恋愛方程式




「熱あるんじゃないのッ!?」
「は?」



ポカンとした真っ赤な隼人。


「ほらッ!早く保健室行こう!」


「ちょ…待てって?」

「待てないよッ!」



そう言って隼人のおでこに手を当てた。



ほらー!

熱いじゃんッ!



そんなことを思っているあたしの手をパシッと掴んだ。



「誰のセイだと思ってんだよ…」

「え?何?」



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