恋愛方程式



あたしが慌てて自分の顔を両手で挟み込むと、



「先輩……可愛すぎですッ……」



ボソッと聞こえてきた言葉に余計に赤くなってしまうあたし。




「寝込み襲う先輩が悪い……」



そうあたしの耳で囁くといきなり触れるだけのキス。



柔らかくて

あったかい



結城くんの甘い匂いがする。




「先輩……」


………っ!!



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