Cherising!!〜Special〜
思わぬ光景

取り返しがつかないというのは、こういうことなんだろうか?

僕は、見てしまっていた。

楓と心が抱き合っている姿を。

「…郁」

背中越しから早紀の声が聞こえた。

今夜は早紀に学校での用事を手伝ってもらい、帰る途中だった。

僕は止めていた足を再び動かし、歩き出した。


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