Cherising!!〜Special〜
心は髪の毛をぐしゃぐしゃと撫でる。

「また自分のせいで、なんていじけてたのか?」

「ちっ、違う!」

「…もし仮にそうなってバラバラになったとしても」

「心!」

「俺は絶対、お前を守ってやるからな」

「…心」

「1人になんかしねぇよ」

「…」

心の瞳はいつもにも増して、きれいに輝いていた。

「うん」

あたしも、信じてる。


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