Cherising!!〜Special〜

―…

―… あれから数カ月。


「うぅ、さみぃ〜」

北極でも行くのかって位、着込んでるのに震えてる心と、なじみの店に向かうのに歩いていた。

「もう冬だよね」

「ん」

心はそっとあたしの手を取り、コートのポケットに入れる。

「寒くないか?」

「心こそ」

ぷっとお互い笑って、また歩き続ける。


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