Cherising!!〜Special〜
ありがと、心。

しばらくすると従業員の人達が、テーブルのキャンドルに明かりをともしに回ってきた。

カウントダウンとともに照明は次々に落とされ、ゼロの声に店中のライトは全て消された。

暗闇に、ほわりと浮かび上がるキャンドルの明かり。

気持ちが、柔らかくなる。

「…たまには、な。楓の少女趣味に付き合おうかなぁ、て」


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